「カレーは牛肉?豚肉?」境界線は「三重県」にあった!
[ドデスカ! - 名古屋テレビ] 2014年3月14日放送の「特報ドデスカ!タイムズ」のコーナーで「カレーに入れる肉の境界線はどこにあるか」について調査していました。
ビーフカレーかポークカレーか、その境界線はどこに?
メーテレの社内アンケートでは、東日本出身者約70%がポーク、西日本出身者約88%がビーフとの回答でした。大阪難波で聞くと、なんと20人中20人がビーフと答えたこともあり、東日本はポーク、西日本がビーフとなるようです。
ではその境界線はどこにあるのでしょうか?食文化に詳しい名古屋文理栄養士専門学校の加藤治美先生によれば、どうやら木曽三川あたりにあるようです。
お店のカレーはビーフorポーク?境界線は三重県に!?
三重県を代表する「ブラックカレー」(1000円)を提供している「東洋軒」では牛肉を使用しています。
一方、愛知県生まれのCoCo壱番屋では、昨年「最も大きいカレーチェーン店」としてギネスに登録されただけあり、全国展開のため両方提供していますが、この地方でビーフを注文するのは全体の5%のみとのことです。
そこで愛知県と三重県の境目の国道一号線沿いで聞き込み調査をしました。
桑名市長島町エリアでは31軒中26軒、約83%の家庭が豚肉と答えました。
次に長良川と揖斐川をまたぐ伊勢大橋を渡り、桑名市福島新町エリアでも調査しました。
こちらでは22軒中17軒、約77%が牛肉と回答。メーテレの調査では揖斐川・長良川で分かれるということになりました。
なお桑名市の桑名シティホテルでは、境界線の地にふさわしいビーフカレーとポークカレーが同時に味わえる「桑名カレー」(1200円)が食べられます。(ライター:神谷祐美)
(※)Jタウンネットで行った調査結果はこちら!
「カレーに豚肉?ありえへん!」全国調査でわかった「牛・豚」地図