「ビリ」「ドベ」「ドンケツ」しっくりくるのは?
かけっこや学力テストなどで最下位になった人を、「ビリ」「ドベ」「ドンケツ」などといって冷やかした、あるいは冷やかされた経験はないだろうか。どれもグサッと胸に刺さる響きで、決して上品な言い回しではない。しかしこのような単純な言葉にこそ、その土地のカラーが現れるといって過言ではない。
もっとも広く使われているであろう「ビリ」は、東日本を中心に広く使われている。尻(しり)が転化して「ひり」→「ビリ」となった、という説が有力のようで、「ビリッケツ」と強調して用いられることもある。
ところが、同じ東日本でも「ペケ」が主流の地域もあるそうだ。一般的にはNGというニュアンスで使われることの方が多い言葉だが...。
西日本では「ドベ」が広く使われる傾向にある。最後に「タ」を付けて「ドベタ」という地域も。一方、北陸地方では「ゲベ」という表現が頻出するエリアもある。
「ドンケツ」という言葉も一度は聞いたことがあるだろう。北九州弁でよく使われるらしい。同じ名前の漫画が『ヤングキング』(少年画報社)で連載されているが、その舞台は北九州となっている。
そこで読者の皆様に質問です。
あなたが一番しっくりくる「最下位」の言葉は?
真っ先に思い浮かんだところを、下記の選択肢から選んでください(結果は、都道府県別に集計されます)。言葉の由来についても、ご存じの説をコメント欄に書き込んでください。
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「ドベ」と「ビリ」の境界線は、長野から静岡にかけて存在する!?