八木山動物公園の版画カレンダー、作者は獣医さん
来場者へのお礼に趣味の版画でプレゼント
八木山動物公園で今年販売され、人気を集めているのは版画カレンダーです。八木山動物公園の動物たちをモデルにして特徴を見事につかんだ、写真とは一味違った味わいがあり素敵なカレンダーになっています。
制作者は、なんと八木山動物公園で獣医師を務める釜谷さん。釜谷さんの作品は、園内で販売されているTシャツやガイドブックの挿絵になっているのだとか。
「獣医師になる前から版画が好きで、小学生からの長い趣味」と話す釜谷さんですが、多色刷りという技法を使うなど腕前は玄人はだし。
東日本大震災の後に、八木山動物公園に来て下さったお客様に何かお礼をしたいと考えて、版画のポストカードをプレゼントしたことがキッカケで、以来、40種もの動物をモデルに制作しています。
「毛の生え方や動きのある表現を出すのが難しいところ。作ることも好きだが、あげて喜んでもらえるのが好き」と釜谷さん。八木山動物公園の140種の動物を制作することを目標にしているそうです。(ライター:Jessy)