長野人信頼のブランド 「県民手帳」が売れている理由

会合のあいさつのネタに欠かせない？

手帳を開くと最初に目に飛び込んでくるのが県歌「信濃の国」だ。1番から6番までの全歌詞が載っていて、1・2・4番は楽譜付きとなっている。

スケジュール用の「日記」のほか、「資料」「名簿」「生活情報」の4編で構成。年号・年齢・西暦早見表などが収録されている。資料編は県や市町村のデータが整理されている。会合でのあいさつのネタとして使われているのだろう。

名簿編は県機関・主要団体などの一覧、生活情報編は防災チェックポイント、くらしの電話帳、郵便料金表などがある。県内各所のお祭りやイベントが市町村単位で紹介されている「ふるさとの行事」というページもある。過去にはシミ抜きの方法や毒キノコの見分け方も掲載されていた。

2014年版は、サイズが13.8センチ×7.8センチで、価格は500円。統計協会へ電話かFAXして申し込めば送料無料で届く。県内のコンビニ全店で扱っているが売り切れたところもあるという。

※問い合わせ　長野県統計協会　TEL. 026-232-1121