ゆるキャラGP敗れた家康くん「出家大名」に？ さのまる逆転優勝

ご当地キャラクターの人気ナンバーワンを決める「ゆるキャラグランプリ2013」の投票結果が2013年11月24日、埼玉県羽生市で発表され、120万4255票を獲得した栃木・佐野市の「さのまる」が第1位に輝いた。

2位は、静岡・浜松市の「出世大名家康くん」。得票数は114万8585票で、1位とは5万5000票あまりの差だった。地元では「ゆるキャラ選挙対策本部」を設置し、全面的に応援。22日に東京モーターショーで開催された「キャラ・オブ・ザ・イヤー」で「ゆるキャラグランプリ2013の顔」に選ばれており、第1位は確定的とみられていた。

10月7日時点での中間結果で33万票を獲得し、2位に9万票の大差をつけてトップを独走していたが逆転を許してしまった。グランプリ出馬時には、1位にならなかった時にはちょんまげを落とし「出家大名」になると宣言しており、動向が注目される。

3位は群馬県のぐんまちゃん

さのまるは、佐野らーめんのお椀の笠をかぶり、いもフライの剣を持った佐野の城下町に住む侍というキャラクター。昨年のグランプリでは第4位を受賞した。今回は10月7日時点での中間発表で2位につけていたが、最終結果で見事逆転し、1位の栄冠に輝いた。

3位は群馬県の「ぐんまちゃん」が75万2789票を獲得。4位以下にはふっかちゃん（埼玉・深谷市）、与一くん（栃木・大田原市）、あゆコロちゃん（神奈川・厚木市）が続いた。家康くんを除き、関東勢が上位を占めた。