【ワンクリック投票】「うなぎの食べ方」~東と西でどう違う?
こんにちは! Jタウンネット編集部です。2013年8月3日(土)は、この夏2回目の「土用の丑の日」です。不漁でかなり高値になっていますが、夏バテ気味の身体にはやっぱりうなぎがじんわりと効きます。
東京の食通たちにとって、うなぎといえば南千住の「尾花」と麻布の「野田岩」が双璧。特に「尾花」は、じっくり蒸したうなぎを備長炭で軽く焼き、とろけるようなふっくらした口当たりです。
かの食通、北大路魯山人も随筆『鰻の話』の中で「一も二もなく東京の蒸し焼きがよい」と絶賛していますが、これに反論する声も実は数多くあります。
都内に勤務する福田靖子さん(25)の実家は、宮崎市内の名店「うなぎ一福」。大学進学で上京したとき、初めて東京のうなぎを食べて愕然としたそうです。
「あゝ、関東の人はなんて可哀想な食べ方をしているのでしょう。どうして、あのようにプリプリ美味しく歯を弾く鰻を、わざわざ蒸す工程なんか加えてグジュグジュにしてしまうのでしょう。わざわざアナゴに似せてますよね。これでは良くない。良さを打ち消してしまっている。例えていうならばミス・ユニバースにメイド服を着させて、ロリコン言葉をしゃべらせるようなものです」
福田さんによると、身が厚く大きなうなぎを蒸さずに焼く「地焼き」に限るのだとか。「もっとこう、歯を弾く厚さ15ミリのムチンムチンのあの感じです! これが最高の夏の過ごし方」なのだそうです。歯を弾くうなぎ...。蒸し焼きに慣れた東日本の人にイメージできるでしょうか?