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【募集中】あなたの地元の「ご当地牛乳」を教えてください!

菅原佳己(すがわら・よしみ)

菅原佳己(すがわら・よしみ)

2013.07.09 16:00
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   こんにちは。スーパーマーケット研究家の菅原佳己です。著書「日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品」(講談社)で網羅できなかった地域や、まだまだ掘り出されていない逸品を、みなさんのお力をお借りして、もっと探し出していこうという、この連載ページを担当することになりました!

   あなたの住む町のスーパーや旅先で入ったスーパーなど、全国のスーパーで見つけた、ご当地商品と思われるものの情報を写真とともにお寄せ下さい。まずは、牛乳ネタをお待ちしています!!

私が集めた「ご当地牛乳」。まだまだ掘り出し足りません!
私が集めた「ご当地牛乳」。まだまだ掘り出し足りません!

   容量が大きく輸送にコストがかかる牛乳は「地産地消」の代表格。その土地ならではの牛乳にめぐり逢える確率高し。パッケージが統一された紙パックなだけに、個性的なイラストの違いがわかりやすい! まさにご当地食品初心者向けのアイテムなんです。

   今回ご紹介するのは、私の「ご当地センサー」が最大に振り切れた牛乳。赤い提灯に「風の盆」の文字、そして編笠に浴衣姿の踊り手がキメポーズ。しかも、地色も手漉き和紙風。このまま日本酒の紙パックに流用できそうな芸術的仕上がりです。

パッケージは地元版画家の作品

   「おわら風の盆」とは、毎年9月1日から3日まで行われるお祭り。稲の収穫を前に、台風の被害に遭わないよう願うものです。提灯に照らされる町の風情、胡弓の憂いのある音楽と優美な踊りなど、その独特な雰囲気は多くの人々を魅了してきました。

   その「おわら風の盆」の地、富山県富山市八尾町でつくられているのが、この牛乳。子どもの頃から踊りに加わっていた八尾乳業協同組合の理事長・長谷さんによると、気になる和のデザインはこの地方の画家で、「おわら風の盆」をテーマにした版画で知られる林 秋路[はやしあきじ/明治36年~昭和49年]さんの作品がモチーフなんだとか。

   八尾乳業協同組合はお祭りの期間、「越中八尾おわら酪農3.5牛乳」のビン入り(200ml)を販売したり、提灯や協賛金を出したりしています。ビン入り牛乳に描かれている女踊りのシルエットがちょっと艶っぽいらしいんですが...。どうぞ現地にて是非確かめてみてください。そして暑い中、お祭りを見ながらノドを潤す牛乳はさぞかし旨かろうと思うのです。

採取場所:大阪屋ショップ粟島店

【ご当地スーパーメモ】1967年創業。富山県を中心に30店舗以上展開。個性的なテーマソング「♪いこうよ、いこうよ~、大阪屋ショップ~♪」を店内で頻繁に聴くことができます

あなたの地元の「ご当地牛乳」を下記のコメント欄からぜひ教えてください。パッケージの写真と購入場所に、味などの感想も添えていただければ幸いです。寄せられた情報はJタウンネットの記事で取り上げることがあります。寄稿や投稿の方法に不明な点がありましたらこちらをご覧ください。
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