富士山観光の新名所「森の駅　富士山」、7月に開業

富士急行（山梨県富士吉田市）は2016年7月9日、静岡県裾野市に富士山南麓の観光拠点「森の駅 富士山」を新たに開業する。

同施設は富士山二合目にあたる標高1500mに建ち、雄大な富士山を一望できる。施設内のレストランや休憩所からは、窓越しに迫力ある宝永火口が見え、四季折々の美しい景色を楽しめる。

周辺には日本の道100選にも選ばれた「富士山スカイライン」をはじめ、遊園地「ぐりんぱ」や「富士　花めぐりの里」（7月23日開業予定）といった観光スポットも多数あり、富士山観光の拠点となる。また、夏のマイカー規制時には併設する水ヶ塚駐車場（収容台数1000台）が富士山富士宮口五合目を利用する登山客用の駐車場となるため、富士登山の玄関口としての役割も果たす。

施設内のレストランでは、御殿場の「みくりや蕎麦」とブランド豚「富士山麓豚」の地元食材を使用した肉蕎麦や、駿河湾で獲れた新鮮な魚介を使用したメニュー、富士山をかたどったハヤシライスなどが楽しめる。事前予約制の団体メニューもあり、寿司や天ぷらなど20種類の料理が楽しめるビュッフェを提供する。

ショップでは「富士山」をテーマにした商品や、富士登山のためのアウトドアグッズが揃う。ほかにも展望休憩所、トイレを完備している。

営業時間は9時から17時（季節によって変動あり）。9月末までは無休で営業する。詳しくはホームページまで（6月下旬公開予定）。