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懐かしの「食品自販機」を集めた食堂が誕生! もちろん購入も可

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.11.18 07:00
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自販機で売っているうどんやそば、ホットドッグ、ハンバーガー――これが懐かしくなる人は、今や結構いい年だろう。
1960~70年代、食品系自販機はドライブインやゲーセンに多く設置され、真夜中のドライバーや旅人の空腹を満たした。現在もニチレイフーズや富士電機などいくつかの企業が手がけていて、SA/PAやアミューズメント施設などで最新型が活躍している。

昭和生まれのマシンは現在の水準から見ればハイテクとは言いがたいが、人間に代わって機械が最後のひと手間をかけたかのような、そんな温もりがある。

うどん・そばの自動販売機(Taisyoさん撮影、Wikimedia Commonsより)
うどん・そばの自動販売機(Taisyoさん撮影、Wikimedia Commonsより)

当時のタイプが全国的に姿を消しつつある中で、レトロな自販機を集めた「自販機食堂」が、群馬県伊勢崎市富塚町に2014年11月15日オープンした。

店は古びたドライブイン......ではなく、レンガ調の外壁とガラスの大きいモダンな建物だ。 オーナーさんのツイッターによると、お母様が営んでいた喫茶店を改装した居抜き物件で、「恐らく日本で最後の新規店だと思います」とのこと。

店内に設置されたマシンは、うどん、トースト、ハンバーガーの3種類。

地元客だけでなく遠方からも客がかけつけた。店オリジナルの味を追求しており、実際に食べた人の感想も上々。ラーメンは初日に売り切れてしまった。

リピーターが続出しそうな気配だが、昔のマシンだけに格闘しながらの営業だそうだ。

昭和の香りが日々消えていく中で、レトロ好きなら1度は行ってみたいお店が誕生した。

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