多くの人が素通りする中、声をかけてくれたたった一人の女性。 香川県在住の30代女性・Cさんは、その人に感謝を伝えたい。 幼い娘が転んでしまって(画像はphotoAC) <Cさんからのおたより> 娘が歩けるようになってすぐの頃、娘と2人でドラッグストアへ買い物に行きました。 チャイルドシートから娘を降ろすため、ドアが思いっきり開けれるように、入り口からは少し離れた、周りに車の停まっていないところへ車を停めました。 娘はいつものようにカートへは乗らず、楽しそうに歩いていました。 「一人で来たん!?」 買い物中、お米が少なくなっていた事を思い出し、10キロのお米を購入。 「ママおっきいもの買ったから、抱っこ出来んけど車まで歩ける?」と聞くと、娘は「うん!!」と返事をしてくれました。 しかしお会計を済ませ、店をでたところで娘は転んでしまい大泣き。私はお米と荷物を地面に置き、一旦娘を抱っこしました。 しばらく泣きやまず、「歩ける?」と聞いても「だっこ!!」としか返ってきません。 荷物を置いたまま一旦娘を車へ乗せにいくか、娘を置いたまま先に荷物だけ運ぶか......。誰か荷物見ててくれないかな、店員さん出てきてくれないかな、といろいろ考えていた時に一人の女性が声をかけてくれました。 「一人で来たん!? 運んであげるわ!! 車どこ?」 その人はそう言って荷物を持とうとしてくれて、私が「あ、いや重いので見ててもらえるだけで助かります!」と伝えると、 「ママは1人しか居らんのやけん、しっかり抱っこしといてあげな!」 と重い荷物を運んでくれたのでした。 少し離れたところに停めた車まで、「可愛いなぁ~、大変な時は周りに頼りながら頑張ってな~」と声をかけてくれました。 たくさんの方が素通りしていく中、声をかけてくれた女性には本当に感謝しています。 それから私は困っていそうな人を見かけたら声をかける事が出来るようになりました。 子供が生まれてすぐにコロナが流行し、外に出る事が少なくなり、家族以外と会話することがなくなった頃の出来事でした。本当にありがとうございました。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください