東京のど真ん中、千代田区にまさかの動物が――!? そんな目撃情報が、X上を賑わわせている。 四ツ谷駅に現れた〝除草のプロ〟(画像は福原伸治@shinjifukuharaさんの投稿より) 「四谷駅前にヤギがいる。たぶん草刈りの役割だと思うけど、眺める人みんなを笑顔にしてくれてる」 2026年10月19日、Xユーザーで大学講師の福原伸治(@shinjifukuhara)さんがそんな呟きと共に投稿した写真に写っていたのは、たしかにヤギ。 動物園や牧場ではなく、四ツ谷駅前とは......なんとも新鮮な光景だ。 除草のためだとしても、一体なぜ機械や薬剤ではなくヤギを? Jタウンネット記者は21日、まずは投稿者の福原さんに話を聞いた。 空き地をキレイに、人々を笑顔に なぜヤギ?(画像は福原伸治@shinjifukuharaさんの投稿より、再掲) 仕事柄、普段から四ツ谷駅近くをよく通るという福原さん。ヤギを見つけたのは、職場の大学からの帰り道だった。 「子どもが欄干につかまってニコニコしながらヤギを追ってたので、撮ってみたくなったのです。ヤギは本当に見ている人を笑顔にしていました。 なんだか動物園みたいに思えてきまして、そう思うと都心、それも千代田区でこんなほのぼのとできることは意味あることかなと思うようになってきました」(福原さん) 注目を集めるヤギ(画像は福原伸治@shinjifukuharaさんの投稿より) 記者は22日、JR東日本にも話を聞いた。取材に応じた上野事業本部職員によると、四ツ谷駅前でヤギによる除草を始めたのは26年10月9日のことだ。 「駅前にある草地は一定の広さがあり、効率的な除草作業の手法の一つとしてヤギによる除草を行ってみてはどうかという社員からの発案により実施に至りました」(上野事業本部職員) ちなみに、除草に取り組んでいるのは2歳のメスの「ポッケ」と、1歳のオスの「ナギ」の2匹。 現時点では他に追加で飼育する予定はないそうなので、しばらくは彼らが頑張ってくれるようだ。 2歳メスの「ポッケ」(画像提供:JR東日本上野事業本部) 1歳オスの「ナギ」(画像提供:JR東日本上野事業本部) 四ツ谷駅前で活躍するヤギたちの姿を捉えた投稿に、X上では2万2000件以上のいいね(22日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。 「これは見るたび癒されますね」 「牧歌的で癒やし空間になってる~」 「我が家にも来て欲しい...」 「数か月後に同じ画角で撮影して比較したら面白そう。ヤギが勝つか雑草が勝つか」 こうした反響について、上野事業本部職員は 「多くの方に関心を持っていただき、うれしく思っています。近隣の小学生がヤギに声をかけてくれるなど、思わず笑顔になるような光景も見られ、駅と地域とのつながりを感じられる機会にもなっており、駅社員一同、大変うれしく思っております」 とコメントしている。 読者の皆さんも四ツ谷駅近くを通る時は、ヤギたちの除草作業を見て癒されてみては?