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通勤ラッシュのバスに1歳娘を抱いて乗った私。他の乗客に「時間を考えろ」「迷惑だ」と言われたけど

Jタウンネット読者

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2026.10.11 16:00
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ある朝、Cさんは幼い娘を抱いて、バスに乗っていた。

目的地は警察署。認知症の祖母が保護されたと連絡を受けていて、急いでいた。

混みあった朝のバスで...(画像はphotoAC)
混みあった朝のバスで...(画像はphotoAC)

<Cさんからのおたより>

娘がまだ1歳半頃のことです。

近くに住む祖母が認知症となり、夜中に徘徊する事が時々ありました。

祖母と同居している叔父は地方への単身赴任中で、叔母は食品工場勤務での3交代勤務をしていました。

私は娘の出産後すぐに離婚することとなり、実家へ身を寄せていましたが、祖母が徘徊で警察に保護され、叔父、叔母と連絡が取れないとのことで、こちらへ連絡が来ることも。

私の母も仕事をしていたため、私が祖母を警察署まで引き取りに行く機会もありました。

通勤通学ラッシュ時に迎えに行くことに

ある日の朝、警察から祖母の徘徊で保護されていると連絡があり、小さな娘を抱いて市バスに乗り、警察署へ出向くことに。

ですが、ちょうど学生さんや会社へ向かう方々が沢山乗り合わせる時間。少し気後れしながらも、不安がっているであろう祖母の元へ向かわなければと、必死で混んだバスに乗り込みました。

当然席は空いておらず、見つけた手すりにしがみついていたところ、

「こんな時間に子供抱えてバスに乗るとか迷惑だ」
「子供がかわいそう、どうせ暇なんだから時間を考えろ」

と、小声で乗客からのクレームが聞こえてきました。

すると、ドアが閉まりバスが発車したのも束の間、5メートルほど先でバスが停まりました。

何事かと思っていると、運転手さんのアナウンスが始まったのです。

「大変混み合っておりご迷惑をおかけします。皆様の安全をお守りしたくお願い申し上げます。そちらにお座りの学生様、優先席が本当に必要なお客さまにお譲りいただけないでしょうか?」

一斉に優先席に視線が注がれ、寝たふりをしていた学生さんもバツが悪くなったのか席を立ち、どうぞと譲ってくれました。

申し訳なさもありましたが、ありがたく席を譲ってもらい、警察署まで無事に到着できました。

降りる際は後ろの扉から出るので運転手さんに直接お礼も言えず、運転手さんの名前を確認することすらできませんでした。

それからしばらくして、そうだ、バス会社へお礼の電話をすればと思いつき、乗車の日時と乗車区間を伝えて調べてもらったところ、あの数日後にすでに定年退職されておられました。

あの時は本当にありがとうございました。


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