下校中に嘔吐した私を、自宅へ連れ帰った見知らぬ女性。何棟もある団地の一室で(大分県・40代女性)
もし自分だったら、同じことができるだろうか。
大分県在住の40代女性・Wさんは、小学生の頃に助けられた経験を振り返り、そう語る。
<Wさんからのおたより>
もう40年近く前の話になりますが、ご恩を忘れた事はありません。
当時子供だった私はお礼も言えないままでした。
どうか感謝の気持ちが伝わればと思い投稿させて頂きます。
当時小4だった私は下校中に体調不良になり、道端で嘔吐してしまいました。
服も顔も手も汚れた私を、通りかかった女性が「あら大変!」とすぐ近くの自宅に連れていき、毛布をかぶせてホットミルクを飲ませてくれました。
もし自分だったら...
それから自宅に電話をして迎えを呼んでくれました。
親は不在だったので電話を受けた2歳上の姉が自転車で迎えに来てくれました。
目印になる公園で待ち合わせ、そこで女性とはお別れしました。
私は体調が悪かったせいでお礼も言えないままでした。
後日元気になり、お礼を言いたくて女性の家に行こうとしたのですが、そこは何棟もある団地の一室。どの棟だったかもわからなくなり、名前も知らないので諦めるしかありませんでした。
女性の家には私より少し年上の兄弟がいました。
学校のすぐそばの団地なので同じ学校である事は間違いなく、先生に調べてもらえばわかったはずなのですが、子供の私はそこまで頭がまわらず。
あれから何十年たっても、お礼を言えなかった事を悔やんでいます。
私も母となりましたが、自分だったら同じことができたかと言うと、自信がありません。
汚れた子を自宅に入れる......躊躇するかもしれません。
優しく介抱してくれた女性には本当に感謝しています。
お礼は言えませんでしたが、一生ご恩は忘れません。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください