まるで古びた遺跡かダンジョンのそれのような雰囲気がある"駅の入り口"が、X上で注目されている。 雰囲気がある(画像は瀬戸内徘徊@setouchi_hinabiさんの投稿より) 2026年8月8日、Xユーザーの瀬戸内徘徊(@setouchi_hinabi)さんが投稿したのは、石垣の構造物だ。 石垣の壁の上には何やら建物があり、その下には壁の中へと続く通路も確認できるが......全体的に草に覆われており、どことなく廃墟感が漂っている。 添えられていたのは、こんな呟きだ。 「これが新幹線駅の入り口とは、にわかに信じがたい」 これが、新幹線が停まる駅の入り口? 全くそんな風には見えない外観に、X上ではこんな声が寄せられている。 「これは秘境駅ですねw」 「子どもがよろこびそう」 「秘密基地みたい。ここから入ってみたい誘惑に抗えない」 一体、どうして入り口がこんな見た目に? Jタウンネット記者は18日、投稿写真について瀬戸内徘徊さんに話を聞いた。 駅と一体化する史跡 お宝ありそう(画像は瀬戸内徘徊@setouchi_hinabiさんの投稿より) 瀬戸内徘徊さんが見つけたのは、広島県三原市にある三原駅の入り口。山陽新幹線の停車駅の1つだ。 「発見したのは2025年の9月ごろです。こちらの広島県三原駅は、以前から城跡を駅舎が貫通している珍しい駅と知人から聞き、存在を知りました」(瀬戸内徘徊さん) 三原市の公式観光サイト「三原で過ごす休日 Produced by るるぶ」によると、三原駅があるのは、戦国時代の武将・小早川隆景が築いた三原城の城跡。 その本丸跡と駅が一体化しているという独特な構造になっているのだ。入り口に石垣があったのは、お城の名残だったというわけだ。 三原城跡と一体化している三原駅(写真はPhotoAC) 「石垣を保ったまま、駅の機能や動線を損なわずに建設されており、すごい技術力だと感心しました」(瀬戸内徘徊さん) 自分が築いたお城の跡地が、未来では人々の交通インフラを文字通り支えていると知ったら、小早川隆景公も誇らしく思ってくれるかも?