18歳、高速バスで県外へ向かう私。隣に座ったお婆さんに「一緒に飲もう」と渡されたのは...(長野県・50代女性)
長野県在住の50代女性・でくっらんさんが実家を出たのは、18歳の時だった。
高校を卒業し、県外の短大に進学。新しい街へ向かう高速バスの中では、不安でいっぱいだったという。
しかしそこに、一人のおばあさんが現れて......。
<でくっらんさんからのおたより>
私がまだ18歳で、短大へ進学するため、高速バスで県外に向かったときの思い出です。
高校を卒業し、緊張と寂しさ、不安を抱えながら家族に見送られバスターミナルから一人で高速バスに乗りました。
高速バスに乗るのはそれが2度目。1度目は姉とTHE ALFEEのコンサートに行ったときでした。一人っきりでドキドキしていたのを今でも覚えています。
「一緒に飲もう」
出発地はわりと空いていて、窓際の席に座り景色を見ながら、ウォークマンで音楽を聞いてました。
途中から少しずつ混み始め、お隣におばあちゃんが座りました。
おばあちゃんは何気ない会話をし始めて、私の気持ちをほぐしてくれて、「一緒に飲もう」とヤクルトをくれました。
頑張らなきゃいけない気持ち、一人の不安、家族と別れた悲しさを、おばあちゃんとの一時が、軽くしてくれました。
あれから40年程立ちますが、あの時のことは忘れません。
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