「崩壊する」と言われ続けて数十年 水没と出現を繰り返す〝幻の橋〟は、静かに朽ちゆく北海道の絶景地
ロマンだけではない「幻の橋」
しかし、ロマンだけではない「幻の橋」。
ガイドさんによると、その幻想的な景色の裏では、冬になると橋に染み込んだ水が凍結して内部からコンクリートを傷め、春には湖面の氷を突き破るように姿を現すことで、橋の角も削られ、毎年少しずつ風化しているとのこと。
さらに、糠平湖は水力発電用のダム湖であることから、橋を保存することも容易ではないとされています。
そのため、この橋は「自然の中で静かに朽ちていく姿を見守る」という考え方が受け継がれており、そのはかなさもまた、この橋ならではの魅力となっています。
最後に、今回の訪問で印象に残ったエピソードを聞いてみました。
「ガイドさんは『ここはいつ崩壊するかわからないので、早めに見に来てください!』と観光客に案内しているそうです。ただ、数十年同じように話しているため、『まるで"崩壊するする詐欺"みたいですよね』と、自虐交じりに笑っていました(笑)。
とはいえ、先日の北海道地震の影響で、実際に崩壊が進んだ箇所もあるそうです。そのため、本当に早めに訪れた方がいいかもしれません」(toshikanayamaさん)
気になる方は、景色が変わってしまう前に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。(ライター/ころんころ)
タウシュベツ川橋梁
所在地:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷電話:01564-7-7272(上士幌町観光協会)
上士幌町観光協会サイト内「タウシュベツ川橋梁林道ゲート通行鍵予約ページ」:https://kamishihoro.info/key/
上士幌町公式サイト内紹介ページ:https://www.kamishihoro.jp/place/00000072