福岡県在住の50代男性・Nさんは、ドラマ『北の国から』の大ファンだ。 20歳の頃には、ロケ地巡りを楽しむバイクツーリングにも出かけた。 その旅の途中で、忘れられない出会いがあったという。 北の国からに憧れて(画像はphotoAC) <Nさんからのおたより> 今から30年くらい前の話です。 20歳の時に、『北の国から』に憧れていたわたしは夏休みを利用して1か月ほど北海道に貧乏バイクツーリングに出かけました。 憧れの富良野でロケ地巡りをしたり、海の幸山の幸を堪能したりして、北海道を満喫しておりました。 半分くらい経った時に所持金が乏しくなったので、どうしたものかと思っていたところ、キャンプ場で知り合った大阪から来たおじさんにある場所へ連れて行かれました。 朝から晩まで牛の世話 それはとある酪農家で、わたしはそこで居候させてもらうことになりました。 寝泊まりさせてもらい、ご飯、牛乳、お酒まで遠慮なく食べさせてもらう代わりに、朝から晩まで牛の世話をする事になりました。 10日間働いてから旅を続ける為、その家を後にすることにしましたが、そのときに牧場主の方から封筒をもらいました。 私はお金なんて頂くつもりは無かったのですが、ありがたく頂きました。 すぐには中身を確かめず、その日泊まったキャンプ場のテントの中で中身をみてビックリしました。 若き日の北海道旅で(画像はphotoAC) 封筒の中身は、泥はついていませんでしたが、一万円札が2枚。 『北の国から』の大ファンの私は涙が止まりませんでした。 そしてその2万円は未だにその封筒に入れたまま、大事にとってあります。 帰ってからお礼に当時住んでいた愛媛の特産品を送りました。 お返しにと、乾燥ホタテの貝柱など送って頂きました。 現在は住所など紛失してしまい、私も引っ越ししたので連絡がつかないので、あの時お世話になった方に会いたいと思いますが、叶わなくなりました。 もし会うことができたなら、もう一度お礼が言えたらと思います。 【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 読者投稿フォームから送る 公式XのDMで送る メールで送る ※本コラムではプライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください