「親友の出産を喜ぶフリが辛い。芸能人の妊娠を妬んでしまう。不妊に追い詰められた私が、病院で言われた言葉」
病院は冷たいところだと
この先どうなるのかという不安しかなかった。悩んでいるだけじゃなく、治療もしていたし、病気が見つかって手術もした。
「これを頑張れば」という気持ちでいつも望んできたのに、いつまで経っても結果がでない。
そんなとき、思い切って病院を変えた。
治療前に、看護師さんがこれまでの経過をゆっくり聞いてくれた。そして「今までたくさん頑張ってこられたんですね」と声をかけてくださった。
その瞬間、涙が出て肩の力がふっと抜けるのを感じた。
今まで誰がそうやって認めてくれただろうか。人に話すのも気が引けて、1人で戦ってきた治療。頑張ったなんて言ってくれたの初めて。辛かったこと認めてもらえて、あったかかった。
前の病院では、治療のことでお願いをしたら「あなただけの病院じゃないので」と言われたこともある。それから病院って冷たいところだと思っていた。でも、そこはすごくあたたかかった。
そして、今まで何をしても妊娠できなかったわたしが、その周期で自然妊娠。出産。
あのとき話を聞いてくださった看護師さん。お名前はわかりませんが、この場をお借りしてお礼を伝えたい。「ありがとう」。
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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