「早く逃げるよ!」 怖くて動けない私の手を、知らない人がつかんだ(岐阜県・20代女性)
突然の地震。書店にいた幼い女の子は、怖くて身動きできない。
父と兄と離れて、自分ひとりしかおらず、頭上から本も落ちてきている――。
岐阜県在住の20代女性(投稿時)・さきさんの幼いころの記憶。
<さきさんからのおたより>
15年くらい前の話です。
その日は父と兄と3人で、近所の大きめの書店に来ていました。
兄はゲームの体験プレイコーナー、私は児童書のコーナーにそれぞれいました。
すると大きな地震があり、他のお客さん達が外に避難を始めたのです。
頭上から本もたくさん落ちてきていたのに、私は怖さのあまり、その場から動くことができませんでした。
児童書のコーナーは角の方にあり、逃げている他のお客さんからはあまり見えない位置でした。
父と兄に再会できたが
しかし、どこからか知らないおばあさんが来て、
「早く逃げるよ!」
と私の手を引いて、外まで連れ出してくれたのです。
外に出てすぐに父と兄とも合流できました。でも、助けてくれたおばあさんは見失ってしまいました。
あの時、怖さでいっぱいでろくに感謝もできなかったので、今この場をお借りしてありがとうと伝えたいです。
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