栃木・佐野では〝鯉が宙に浮く〟らしい 「出流原弁天池」で激写された不思議な絶景に3.6万人感動
「池の透明感すごくて鯉が宙に浮いてた」
そんな呟きと共に紹介された1枚の写真がX上で注目を集めた。
「鯉が宙に浮いてた」とはどういうことだろう? まさか、と思い、写真を確かめると、鬱蒼とした林の中で、緋色の鯉1匹と黒色の鯉数匹が、やはり宙に浮いているではないか。
2026年6月29日に投稿された「スカーレット」(@Photo_Scarlet)さんのこのポストには3万6000件を超える「いいね」(7月3日時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「水が澄んで、まるで空を泳いでいるかのよう」
「まるで天空の城を泳いでるみたい」
「震えるほど透明」
「透明すぎてもう水が見えない」
撮影したのはいったいどんな場所なのか? 撮影時の状況を、投稿者「スカーレット」さんに詳しく聞いた。
ここまで透明度が高い日は初めて
投稿者「スカーレット」さんによると、撮影地は栃木県佐野市にある出流原弁天池(いずるはらべんてんいけ)。訪れたのは2026年6月29日の10時頃、雨が降った次の日だったという。
出流原弁天池湧水は栃木県指定の天然記念物。環境省選定の「名水百選」のひとつでもある。澄んだ水とその中で優雅に泳ぐ鯉が美しいスポットで、スカーレットさんによると、「季節やタイミングによって水の色や鯉の活発さが変わる」。
「お気に入りの点は、静かで落ち着く池で、行く時々で透明感や見え方が違うところです」
「出流原弁天池には何度か訪れていますが、ここまで透明度が高い日には初めて出会えたので、ただ感動しました」(スカーレットさん)
「色が青くない池なので、なおさら完全に浮いてました」とも語った。
それほどまで透明な理由について、佐野市観光協会のホームページには、こう解説されている。
「古生層の石灰岩を溶解して出来た洞穴から湧出する清水によってつくられ、年間を通して一定の湧水量2,400(立方メートル/日)、 水温は16度と安定した清水が地形を形成し、出流川の源となっています」(佐野市観光協会ウェブサイトより)
Xユーザーからはこんな反応も投稿されている。
「近くにおいしい豆腐屋があったはず」
「この下にある釣り堀がめちゃめちゃ釣れるんよな ニジマスだけど」
「お茶屋さんもあるし、温泉もある」
透明な池を満喫したい場合は、午前中がおすすめのようだ。
お昼に、佐野ラーメンという楽しみや、他にもいろいろありそう。朝早く池を目指し、それから街を散策するのはいかが。
今朝の栃木県、池の透明感すごくて鯉が宙に浮いてた pic.twitter.com/D2TEoKmqZD
— スカーレット@Photo (@Photo_Scarlet) June 29, 2026