「こんな可愛らしいカニがいるなんて!」 お互いに水をかけあう〝蟹カップル〟に1.9万人もん絶
「カニ」と聞いて、皆さんが思い浮かべるのはどんな姿だろう。
まあ恐らく、ふたつのハサミを掲げて横歩きしている赤いヤツをイメージした人がかなりの数いるはずだ。「かに道楽」の看板のようなリアル路線も少なくないかもしれない。
しかし、2026年6月22日。「カニの日ばんざーい」という呟きと共にXに投稿されたカニは、そんなイメージとはかなり違っている。
カニの日ばんざーい pic.twitter.com/w73pZDZn93
— でんか@博物ふぇす7/19-20東京 (@K_theHermit) June 22, 2026
読者はご存じだろうか。「カニの日」というのは、6月22日のことらしい。カニ料理専門店かに道楽によって、1990年に制定されたという。なぜ6月22日なのか? には諸説あり、占星術で「かに座」が始まる日が6月22日である説と、日本語の50音順で、「か」が6番目、「に」が22番目だからという説の二つ説が有力だそう。
それにしても動画の中のカニは、かなり不思議な姿をしている。なんだか丸っこいし、ハサミも見えない。なにより、2匹そろって上に向かってプ~ッと水を噴き出している。
投稿者である『今すぐ見つけに行きたくなるヤドカリ探索図鑑』『海のあかちゃん』などの著者・でんか(@K_theHermit)さんのポストには1万9000件を超える「いいね」(6月30日時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「なにこの子らかわいい!!」
「かわゆす」
「こんな可愛らしいカニがいるなんて!」
「可愛い噴水である」
「たのしげ すずしげ」
「見てるだけで涼しくなって本当に助かります」
このカニは、いったい? 投稿者「でんか」さんに詳しい話を聞いた。
勢い余って飛び出ちゃった!?
でんかさんによると、話題の丸っこいカニは「メガネカラッパ」という種類。目の周りには暗褐色の斑紋があり、眼鏡のように見えることから、その名前が付けられたという。
水深15-100メートルの砂礫底に生息するカニの仲間で、昼間は砂の中に潜っていることが多く、夜間に活動するらしい。
でんかさんによると、動画は、2023年頃に自宅で飼育している個体を撮影した。「この2匹はオスとメスで、1年ほど飼育していたあたりで抱卵したものの、残念ながら繁殖には繋がらなかったペアです」と語る。
「もともとメガネカラッパがこのように噴水のように海水を出せることを知っていましたが、2匹同時にやると水遊びしているようで愛らしかったです」
「ちなみにこの行動は、脚の付け根にある穴から海水を取り入れてエラまで送るさいに、勢い余って飛び出ていると思われます」
「半身だけ海水からでているのでこのように噴水のようになっています」(「でんか」さん)
そんな「メガネカラッパ」をとくに気に入っている点を聞くと、こう答えた。
「( *´艸`)←この絵文字のように『うふふ』としているように見える丸っこい体とハサミです」
「またその可愛らしい見た目とは裏腹に、左右非対称なハサミの突起をうまく使い、缶切りの要領で巻貝やアサリを砕いて食べます」(「でんか」さん)
なるほど、顔の前にくっついていたのが、ハサミだったのか......!
しかも、実は鋭利な缶切りバサミになっているとは。
餌のアサリをバキバキに砕くカラッパ pic.twitter.com/nEAR2eed4T
— でんか@博物ふぇす7/19-20東京 (@K_theHermit) June 22, 2026
メガネカラッパ、なんとも興味深いカニである。
投稿者「でんか」さんは、YouTubeに動画も投稿しているので、関心のある人はそちらもどうぞ。
でんか 海のあかちゃん
海外ニキたちにメガネカラッパが届いたみたい🦀
— でんか@博物ふぇす7/19-20東京 (@K_theHermit) June 22, 2026
エアレーションで遊ぶカラッパ pic.twitter.com/50neBKCbMJ
砂に潜るカラッパ pic.twitter.com/wXPeFB1uWb
— でんか@博物ふぇす7/19-20東京 (@K_theHermit) June 22, 2026