熊本名物の待ち合わせ場所「パル玉」を知っているか? 謎の回る玉...全国から目撃証言も
「熊本名物 回る玉」
2026年5月5日、そんな呟きと共にある動画が投稿され、注目を浴びた。
熊本名物
— sai-kisaragi (@sai_kisaragi) May 5, 2026
回る玉 日常過ぎて熊本県民的には珍しくもないのだけど、他県民から見たら珍しいらしい
熊本珍スポットとして覚えて損はなし pic.twitter.com/ZvHIRdHjnY
なんだか大きな石がグルグルと回っているようだが......「回る玉」? 熊本名物??
いったいこれは何だろう。「熊本珍スポットとして覚えて損はなし」とも呟かれている。
投稿したのは、Xユーザーの「sai-kisaragi」(@sai_kisaragi)さん。ポストには8800件を超える「いいね」が付けられている。
映像を見た人からは、こんな声も寄せられた。
「ああ! 初めて見た時驚いた思い出」
「よくココで待ち合わせしてたわ」
「慣れても、とりあえずは触りたくなるのよね」
「高校生の時にこれを見つけて、友達と回しまくった」
「ここまでぐるぐる回っているのは珍しいかも」
この「回る玉」って、何なのか? いつごろから回っているのか? Jタウンネット記者は投稿者「sai-kisaragi」さんと熊本市中央区土木センターに詳しい話を聞いた。
愛称「パル玉」、熊本の「ハチ公」
投稿者「sai-kisaragi」さんによると、撮影場所は熊本県熊本市中央区下通りの商業施設「HAB@(ハブアット)」前の歩道。
「佐賀が地元ですが、母方の祖父母が熊本在住で、大学も熊本で、地元感覚で帰省します。撮影もGW中の帰省で撮影しました」と語る。
「sai-kisaragi」さんは「回る玉」と呼んでいたというが、「パル玉」という愛称で呼ばれることも多いらしい。
というのも、HAB@の立つ場所にはかつて「熊本パルコ」があったから。パルコの前の玉で、「パル玉」だ。
そんな「パル玉」は熊本市街の中心地にあるため、待ち合わせ場所としてよく利用されているらしい。いわば熊本の「ハチ公」である。
次にJタウンネット記者は、パル玉を管理している熊本市に話を聞いた。
噴き上げる水圧で石球を浮かす!?
Jタウンネットの取材に答えてくれたのは、熊本市中央区土木センター維持課の担当者だった。
「回る玉」の正式名称は「グラニットボール」。1990年、「優れた都市環境の創出」を目的として、親水をテーマとして設置された。政令指定都市移行に伴い、現在は熊本市で維持管理を実施しているという。
「設置から30 年以上経過しておりますので、定期的に清掃・点検を実施し、不具合の防止・早期発見に努めております」と、担当者は話す。
ところでグラニットボールの仕組みはどうなっているのだろうか?
「台座中央よりノズルを通して噴き上げる水圧で石球を浮かしています。石球は表面張力の作用により、手で簡単に動かすことができます」(熊本市中央区土木センター維持課担当者)
詳しく知りたい人は、図面を参考にしてほしい、とのこと。
今回のX投稿で「パル玉」に関心が集まっていることに対して、担当者は、「これまで、待ち合わせ場所等にご活用いただいていたと伺っておりますが、これをきっかけに、より多くの方々に認知していただき、熊本市に興味を持っていただく機会となれば幸いです」とコメントした。
またXには、全国からこんな反応も......。
「浜松駅新幹線口前にもあるっぽい」
「鳥取市の橋の所にあったな 懐かし」
「愛知県の小牧市役所前にもあります」
「宮城県登米市にもあります」
「群馬県の渋川スカイランドパークにも」
「愛媛にもあったりする」
「実は北海道の湧別町にもあるのです」
なんと全国各地から、グラニットボール存在の報告が届いているのだ。
「全国の公園や広場等に設置してある事例は承知しておりますが、特に情報交換や交流は行っておりません」と熊本市の担当者は語る。
この際、オンラインでグラニットボール・ミーティングなど、いかがだろうか?
まずは全国の皆さん、ぜひ身近なグラニット・ボールの情報や、ご自身で撮影された写真・動画を編集部に披露してほしい。
X(@jtown_net)のDMや、メール(toko@j-town.net)でお待ちしています!
熊本名物
— sai-kisaragi (@sai_kisaragi) May 5, 2026
回る玉 日常過ぎて熊本県民的には珍しくもないのだけど、他県民から見たら珍しいらしい
熊本珍スポットとして覚えて損はなし pic.twitter.com/ZvHIRdHjnY