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「この世のものとは思えない」「美しい宝石みたい」 藤沢・白旗神社の「白い藤」の透明感に2.1万人感動

松葉 純一

松葉 純一

2026.05.01 19:30
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「義経藤」の清廉さ、荘厳さ

白旗神社の「義経藤」  「しみ」(@shimikkyu)さんの投稿より、再掲
白旗神社の「義経藤」  「しみ」(@shimikkyu)さんの投稿より、再掲

投稿者・しみさんによると、話題の写真を撮影したのは2026年4月29日の午前9時頃。

白旗神社には、毎年藤の咲く頃に行っているそうで、今回も時季を見計らって向かったという。

「白旗神社には紫の『弁慶藤』と、白藤の『義経藤』があって、『弁慶藤』の方は残念ながら見頃が終わっていました。一方の『義経藤』は、少し傷んだ花もありましたがちょうど見頃くらいの美しい姿でしたので、今日来て良かったなぁと思いました」(しみさん)

神社の公式サイトでは藤について、「薄紫色の弁慶藤は、1メートル余りの花房を幾重にも垂れ、芭蕉句碑を覆いつくすかのように咲き、白房花の義経藤とともに5月初めに満開となります」と説明されている。今年は見ごろが少し早かったようだ。

それでも義経藤には間に合い、見事その姿を捉えたしみさん。撮影で苦心した点について、こう語った。

「普段写真を撮る時は日光で景色が移り変わる瞬間を切り取る様にしているのですが、残念ながらこの日は曇りでしたので、何とか『義経藤』から感じだ清廉さや荘厳さを表現出来ればと思いながら撮影しました」(しみさん)

ところで、「白旗神社は源義経公を祀っているということで、御守りにも義経御守りと弁慶御守りがあるのが面白いなと思っています」と、しみさん。

源義経は、源平合戦で活躍した英雄の一人。幼少期の鞍馬寺での逸話、弁慶との劇的な邂逅、奥州平泉・藤原氏の下での潜伏生活、兄・源頼朝の挙兵に参戦し、平氏との戦いでは天才的な戦術を発揮し勝利するなど、後世の創作や脚色を含めて、華やかに魅力的に伝えられている。そして兄・頼朝との確執の末、平泉で悲劇的な最後を遂げる。

悲劇のヒーロー・義経と、藤沢の白旗神社はどんな関係があるのだろう。

白旗神社の公式サイトの「神社の歴史」という項目には、義経公との由来について、次のように記されている(要約)。

――平泉・衣川館で自害した義経の首は、鎌倉に送られ、和田義盛・梶原景時によって確認された。伝承では、弁慶の首も同時に送られ、夜の間に二つの首は、白旗川を上り、この地に辿り着いたととのこと。
このことを頼朝に伝えると、白旗が源氏の旗であったことから、白旗明神としてこの神社に祀るようにと指示があった。
白旗神社では、義経公を神様として祀ることとなり、のちに白旗神社と呼ばれるようになった。弁慶の首は、白旗神社のそばに八王子社として祀られることになった。
白旗神社の主祭神は、寒川比古命と源義経公。源氏の紋章である「笹竜胆(ささりんどう)」を神紋としている――。

美しい白い藤の花を鑑賞しながら、義経の生涯を思いを馳せてみるのはいかがだろう。

白旗神社へのアクセスは小田急江ノ島線「藤沢本町駅」から徒歩約7分だ。

相州藤沢 白旗神社

所在地:〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢2丁目4−7
アクセス:藤沢本町駅(藤沢駅より小田急江ノ島線で1駅)から商店街を抜けて徒歩7分
公式サイト:https://www.shirahata-jinja.jp/
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