「15年前の職員室」に入って、先生の机を物色しましょう 飯田橋で開催の展示「あの職員室」がスゴかった
懐かしい! けど...
他にも、平成すぎる懐かしいものが、いっぱい。
世代的にもドンピシャの記者は、気づけば本当に中学時代に戻ったかのような気持ちで、もっと言うとこの七橋中学の卒業生のような気持ちで、職員室を見て回っていた。
職員室内には学級新聞「七橋新聞」も貼ってあった。
この学校にどんな生徒たちが通っていて、どんな日々を過ごしていたのか。当時の雰囲気を知るには、うってつけの情報源だ。読んでみよう。
宇宙人が来たり、UFOが出現したり、穏やかじゃない。
粗大ごみまで、大量に飛散してしまったらしい。
どういう学校......?
ほかにも、先生たちのテーブルを物色していると、こんなものを発見した。
「私たちは七橋中学校の存続を求めます」
どうやら、生徒会が署名を集めているようだ。同じものが、いろんな先生たちの机や引き出しにあった。
そして気になったのは、職員室内の至るところにある写真。なんかちょっと、不気味だ......。
気づき始めると、いろいろ不穏なものが見えてくる。たとえば、生活日誌にも......。
どうやらここは、〝懐かしくてエモい展示〟というだけでは無いようだ。
生徒たちが通い、先生たちが働き、そして15年前に閉校した、七橋中学校の「あの職員室」なのだ。
入場時にもらった冊子には、七橋中が閉校となるまでの最後の1年間は「不思議な雰囲気のある1年」だったと書いてあった。
この七橋中学校で、何があったのだろう――?
その答えは、職員室に眠っているのかもしれない。
職員室に残された当時のアイテムから真相を探るのもよし、ノスタルジックな空間でただただ〝あの頃〟を懐かしむのもよし。そこでどう過ごすかは、あなた次第。
「あの職員室」に入るためのチケットは、公式ウェブサイトから購入可能だ。
展示「あの職員室
【開催期間】2025年11月15日(土) 〜 11月30日(日)
【入場料】2500円(土日祝) 、2300円(平日)
【会場】飯田橋 学校跡地
【所在地】 東京都新宿区揚場町2-28
【時間】午前10時〜午後9時
※20分ごとに入場
※鑑賞時間 40分程度
【公式サイト】https://anoshokuinshitsu.com/
展示 #あの職員室 では、学級日誌、時間割、生活ノート、先生方の資料や私物、生徒たちが提出したプリントや没収されたものなど、職員室にある「学校のすべて」が再現されています。来場者は職員室に入り、自由にこれらのものを手に取ることができます。 pic.twitter.com/CELZqnDr7f
— 展示「あの職員室」11/15〜11/30 (@shokuinshitsu_) October 25, 2025