「ミニチュアかと思ったら...」 新年の空港で激写された〝巨大鏡餅〟に5万人感心
「こんなの見れるとかお正月らしいな」
そんな呟きと共に投稿された飛行機駐機場の光景が、X上で注目されている。
XユーザーのきたてつX(@kitatetsu6221)さんが2024年1月5日に投稿したのは、同日に熊本県の阿蘇くまもと空港で撮影した1枚。
広い駐機場に、1台のトーイングトラクターが荷台を牽引した状態で停車している。
その荷台に乗せられている貨物をよく見てみると......。
おおきな鏡餅に門松、それにおせち料理らしきもの。お正月っぽいものづくしだ!
乗客の荷物というわけでもなさそうだが......これ、一体なんなのだろうか?
Jタウンネット記者は6日、まずは発見者のきたてつXさんに話を聞いた。
普段と違う特別な「お見送り」を
きたてつXさんが荷台に乗せられた正月飾りを発見したのは5日、熊本県の阿蘇くまもと空港でのことだ。
「空港の展望台から撮影しました。遊び心あるなぁと思いました」(きたてつXさん)
8日、記者の取材に応じたANAの阿蘇くまもと担当者によると、注目を浴びたのは、今年初めて設置したという正月飾りのオブジェ。
「阿蘇くまもと空港では以前から、飛行機を利用する方々へのお見送りなどのために、駐機場で我々スタッフが横断幕を持って並ぶ、といったことを行っていました」(ANA・阿蘇くまもと空港担当者)
そんな中、季節の行事では何か普段と違う特別なことをやってみよう、ということになり、まずは2023年のクリスマスに、クリスマス飾りのオブジェを設置。24年も同様の取り組みを行い、25年のお正月には正月飾りも置くことになったそう。
ちなみに、オブジェの材料には、飛行機の貨物の廃材などが活用されているとのことだ。
「お客様に喜んでいただけるように、と始めたものです。詳細は未定ですが、次のお正月にも何か企画ができればと考えています」(ANA・阿蘇くまもと空港担当者)
遊び心とホスピタリティが感じられるお正月オブジェに、X上では5万件以上の良いね(10日夜時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「おめでたいですね!」
「ミニチュアかと思ったらw」
「季節感と面白アイデアがいいです!」