「妊娠後期、夫と一緒にバスツアーへ。吐き気を堪えられず戻した私に、女性添乗員が...」(大阪府・40代女性)
シリーズ読者投稿~あなたに届け、この「ありがとう」~ 投稿者:Nさん(大阪府・40代女性)
その日、Nさんは夫と一緒にバスツアーに参加していた。
妊娠中だった彼女は、途中で吐き気を覚えて......。
<Nさんの体験談>
2000年ごろのことです。私のお腹の中には長男がいました。
子供が産まれる前に夫と二人でバスツアーを楽しもうと計画したのですが......。
トイレ休憩の時に、バスのステップで...
いざ乗車したはいいものの、妊娠後期で胃を圧迫されて食べた物が戻ってきやすい体でバスに乗った私が悪かったんです。
トイレ休憩で降車する際、我慢してた吐き気を堪えきれず、何とバスの出入口のステップに嘔吐物を出してしまいました。
トイレで口をゆすいでいると、女性の添乗員の方が温かいおしぼりを持ってきて、心配そうに「大丈夫ですか?」と聞いてくださりました。
いくら仕事とは言え、派手に出してしまった嘔吐物を片づけてくださり、嫌な顔一つせずに心配して親切な言葉までかけてくださった添乗員さん。
気分が悪いのと恥ずかしさで十分なお礼を言えませんでしたが、思い出す度に涙が出そうになります。ありがとうございました。
あの時お腹にいた長男は社会人になって独立し、頑張ってます。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)