「マンション敷地内をいつも走り回ってる男児グループ。その母親の顔を凍りつかせた私のヒトコト」(京都府・60代女性)
シリーズ読者投稿~「ごめんなさい」を言いたくて~ 投稿者:たまきさん(京都府・60代女性)
京都府在住の読者・たまきさん(60代女性)は30年前、新築のマンションに住んでいた。
同じくらいの年齢の家族が多く入居していて、敷地内の通路や公園では子供たちがよく遊んでいる。
人見知りだったたまきさんはある日、ママ友を作ろうと元気な5歳の男の子の母親に話しかけたのだが......。
<たまきさんの体験談>
30代の頃住んでいたマンションは新築で、同じ年頃の家族がたくさん住んでいました。
敷地内にある公園や通路ではいつもたくさん子供たちが遊び、それを見守る母親もいて、「公園デビュー」「ママ友」などといったものの"はしり"だったような気がします。
小粋な一言のはずが、なぜか...
当時の私は人見知りでなかなか会話も続かなくて、それでもママ友がほしくて、何かきっかけはないかと思っていました。
そんなある日、いつも特に元気に走り回っている5歳の男の子3人グループのお母さんたちと話す機会がありました。
なんとか会話に入りたくて思いついたのが、「『ちびっこギャング』みたいやね」と言う言葉。昔テレビでやっていた外国のドラマに例えたのです。
すると一瞬、彼女たちの顔が固まったような気がしました。
その後、私は帰宅してから、自分の言い間違いに気がつきました。
「ちびっこギャングみたいやね」と言ったつもりで、私はこう言っていたのです。
「いつも元気な3バカ大将みたいやね!」
特に関西ではバカという言葉はきつく聞こえるのに......。
結局その後訂正することも謝ることもなく、引っ越してしまいました。
言い間違いだったのだと、今からでも謝りたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)