「鯉のぼり」活躍するのは空だけじゃない 3日3晩も泳ぎ続ける山口・佐波川「こいながし」
2024.05.02 17:00
きっかけは国交省の事業
田頭さんによると、佐波川での「こいながし」が始まったのは2008年。以降は毎年開催し、途中で3回ほど休止した年もあるものの、2024年で14回目を迎えるという。
鯉のぼりを川で泳がせるようになったきっかけは、国交省の事業だった、と田頭さんは説明する。
「『佐波川小野水辺の楽校』という、佐波川の河川敷で水辺に親しめるような環境が整備されたことを受け、地元で何か子供たちが喜ぶイベントができないか...ということがはじまりでした」(田頭さん)
そこで、地元の有志から「川に鯉のぼりを泳がすと面白いのでは」というアイデアが寄せられ、佐波川での「こいながし」がスタートしたとのことだ。
5月4日~5日にかけては、川の上空に鯉のぼりを掲揚する「こいわたし」も行われる予定。空と川、2つの舞台で躍動する鯉のぼりたちをいっぺんに楽しむことが出来そうだ。
佐波川小野水辺の楽校
住所:〒747-0106 山口県防府市大字奈美中央橋付近アクセス:JR防府駅から車で約20分/山陽自動車道「防府東IC」から車で約10分(県道24号経由)/山陽自動車道「防府西IC」から車で約10分(県道24号経由)
公式サイト:https://visit-hofu.jp/