「鯉のぼり」活躍するのは空だけじゃない 3日3晩も泳ぎ続ける山口・佐波川「こいながし」
こどもの日と言えば、風に揺られて空にはためく「鯉のぼり」がつきものだ。
Jタウンネットでは先日、高知・仁淀川の"紙のこいのぼり"、「友禅流し」の地・金沢での"鯉流し"を紹介したが......実は他にも、鯉が流れる場所がある。

山口県防府市を流れる一級河川・佐波川だ。 この川では「こいながし」として、毎年5月3日~5月5日の3日間に渡り、広い川幅を利用しておよそ120匹の鯉のぼりを水中に設置。川の流れに揺られるその姿は、まるで本物の鯉のようだ。

Jタウンネット記者が2024年4月16日、イベントを主催する佐波川こいながし実行委員会の会長・田頭裕文さんに話を聞いたところ、鯉のぼりは3日の朝9時から設置をはじめ、6日の朝9時から撤去作業に入る予定。
その間、鯉のぼりたちはずっと川の中を泳ぎ続けるという。