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「やっと出られた」感がすごい 一休さんも仰天必至なニャンコの写真に大反響

松葉 純一

松葉 純一

2022.06.11 17:00
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2022年6月4日にツイッターに投稿されたある猫の写真が、大きな注目を集めている。それが、こちらだ。

「なつめ 」(@sauntm)さんのツイートより
「なつめ 」(@sauntm)さんのツイートより

ツイッターユーザーの「なつめ 」(@sauntm)さんが投稿した写真には、ふすまの前に立つ猫の姿が映っている。

しかも、襖絵の色調と、猫の毛の色が絶妙にマッチ。角度もちょうどよく「絵の中から飛び出して来た」と言われたら納得してしまいそうな1枚だ。

「襖絵から出てきた猫みたいになってる」というつぶやきが添えられたこの写真には、26万8000件の「いいね」が付けられ、今も拡散中(6月7日現在)。ツイッター上ではこんな声も寄せられている。

「色合いが素敵です」
「なるほど、構成する色が統一されているなw」
「色味が完璧すぎる」
「やっと出られた感の表情してますね」
「殿『さあ、捕まえてくれ』 一休『ごめん、無理だった』」
「殿様『トラは無理だったがネコなら追い出せたぞ』」
「一休『え!?マジっすか?』」

山水画から抜け出たかのような猫の姿に、お殿様に「屏風の中のトラを捕まえてほしい」と言われて「屏風の外にトラを出してください」と返した一休さんを連想する人が多かったようだ。

非常に雰囲気のある場所だが、いったい、ここはどこか? どんな状況で撮影された写真なのか? Jタウンネット記者は、投稿者・なつめさんに聞いてみた。

既視感の正体は...

なつめさんは5月30日に富山県の東端・朝日町での生活を始めたばかり。

雄大な自然に囲まれた環境で、飼い始めて3年ほどになる猫と一緒に、毎日心地よく暮らしているという。

話題の写真を撮影したのは自宅で、6月4日の21時ごろだった。

「猫が襖絵の前をうろうろと歩いている様子を見て美しいなと感じたので撮影しました」(なつめさん)

ツイッターの反響の中には、一休さんを連想する人が多かったようだが、なつめさん本人はどう思っていたのだろう。

「自分で撮った写真を見たとき、『たしか似たような有名な屏風があったよな』と思いながらツイートしていたので、一休さんという反応を見て、既視感の正体がわかりスッキリしました」(「なつめ」さん)

それにしても立派な襖絵だな。猫ちゃんにバリバリされないか、ちょっと心配になってきた。

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