「バスを降りようと財布を開くと、入っていたのは商品券だけ。恥を忍んで他の乗客に声をかけたら...」(福岡県・50代女性)
小銭を渡してくれる人もいて...
私の必死の表情に、乗客の皆さんは驚いた様子でした。それでも皆さんはお財布を取り出して探してくださり、「あら、1000円分はないわ」などと声があがりました。
やがて、その中のお一人が「あったよ」と申し出てくれて現金に換えてくださいました。
その後も、
「商品券はいらないから使って」
と小銭を持たせてくださった方までいらっしゃいました。さすがに「お気持ちだけ頂きます。有難うございます」と辞退しましたが、とにかくあまりに親切な方ばかりで私は泣きそうになりました。
今でもあの時の御恩は忘れられません。本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
自分で思っていたほど現金を持っていなかった――そんな状況は「あるある」かもしれない。しかしそれが後払いのバスの中となると、結構肝が冷える状況だ。
そんな彼女を助けてくれようとした乗客たちのように、皆さんにもピンチの時に快く手を貸してくれた人はいるだろうか。
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