「グリーン券がないくせに、子連れ女性が『席譲って』。断ると、近くに座る老婦人が非難してきて...」(神奈川県・性別不明20代)
「子供もいるので座席を譲ってはいただけないでしょうか?」
神奈川県在住のXさん(性別不明・20代)は、電車で赤ちゃんを抱いた子連れの女性に、そう声をかけられた。
Xさんは、断った。なぜなら座っていたのが、追加料金を支払って乗ったグリーン車だったから。
そのやりとりを、注視していた人が居た。同じ車両に乗っていた、老婦人だ。
Xさんとも子連れの女性とも関係ない老婦人が咎めたのは、Xさんの方。
このエピソードは、XさんがJタウンネット編集部宛に寄せた、電車内で味わった後味の悪い体験談。
その一部始終をご覧いただこう。
「子育ては助け合いです」
朝の混雑時に首都圏の鉄道で、比較的長距離を移動するためグリーン車に乗っていました。
すると、私のもとに赤ちゃんを抱いて小さい子の手を引いた若い女性がやって来て、
「すみません、他の車両に席もなく、子供もいるので座席を譲っていただけないでしょうか?」
と頼んできました。
私の車両が普通車ならお譲りしていたのですが、ここはグリーン車。乗車券のほかにグリーン券を購入していましたし、彼女はグリーン券を購入していないようなので、丁重にお断りしました。
ですが私の近くに座っていた老婦人が
「お譲りしたらどうですか?子育ては助け合いです」
と、言ってきたのです。
私は、わざわざ追加料金を払ってグリーン車に乗っているのです。そこで私は、
「ではあなたが譲って差し上げて下さい」
と、老婦人に提案しました。
「無礼者」「優しさが足りない」
すると、若い母親と老婦人、そして老婦人の夫が、
「無礼者」
「優しさが足りない」
「自己中」
「最近の若者は」
などと、文句をいってきたのです。
幸い、すぐに乗務員の方がやってきて、
「グリーン券をお持ちでないなら、この車両にはデッキも含めて立ち入れません」
と若い母親を、一般車両の方へと連れてくれました。
しかし、その後も老夫婦は30分近く、私に聞こえるような声で嫌味をネチネチ言ってきました。
とても居心地が悪かったです。
「のりもの」で体験した「モヤモヤ体験」ありませんか?
乗務員がきて、席問題は解決したようだが、今度は老夫婦からの攻撃。
快適に移動するために、グリーン券を購入したはずなのに......。
みなさんは、こんな理不尽な体験をしたことあるだろうか。
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