「われもの」じゃなくて「われのもの」　冷蔵庫の中の「とっておき」に貼りまくりたいステッカーが爆誕

誰かに荷物を配送するとき、包みや段ボールに「われもの注意」と書いておけば、一目で「壊れやすいもの」であることを伝えられる。

今回、それと同じ要領で、貼っておけば確実に「自分のもの」であることを主張できるステッカーが、ツイッターで話題になっている。

それが、こちらだ。

段ボールに貼られているのは、赤地に白文字が書かれたステッカー。奥の一枚には「われもの注意」と書いてあり、よく見かけるものだ。しかし、手前の一枚をよく見てみると、

「われのもの！！注意」

の文字が。「割れ物」ではなく「我の物」という意味だろうか。これはたしかに、一目で「ああ、誰かの所有物なんだな」とわかる。

こちらのステッカーに対し、ツイッター上では、

「これは冷蔵庫に入れたお菓子に貼りたくなる」
「このアイデアも好きだし、一人称がクセ強めになるところがさらに好きです」
「流行って皆使い出したら結局誰のものかわかんなくて草」

と言った声が寄せられている。

話題になっているのは、オリジナル雑貨の制作・販売などを行っているもにゃゐずみ（＠Monyaizumi）さんが2021年8月8日、自身のサブアカウント（＠Monya_sub）に投稿した作品だ。

Jタウンネット編集部は10日、本人に話を聞いた。

「不自然すぎるが故の不快感」が出ないように

もにゃゐずみさんによると、「われのもの！！注意」のステッカーはグラフィックデザインソフト「Adobe illustrator」を使い、2日間かけて製作したもの。

「ホームセンターで注意表示シール棚を眺めてるときに、脳内で『いろんな注意表示を読んでわざと別の解釈をしてみる遊び』をしてたら思いつきました」（もにゃゐずみさん）

制作にあたってこだわった点として、もにゃゐずみさんは、

「『！！』のデザインと位置にこだわりました。それと、パロディロゴで起こりがちな『不自然すぎるが故の不快感』が出ないようには、かなり気を遣いました」

と述べた。

実際の使い方については、

「そのまま貼って使う感じですね。デザインステッカーなので一般的には好きなところに貼って使用するのかなと思います。または使わずに保管したいとご購入いただく方もいらっしゃいます。
大切なもの、盗られたくないもの、所有感をアピールしたいものなど、汎用性がかなり高いと思うので、自由に使ってもらえればと思います」

と紹介。ステッカーは商品として、もにゃいずみさんの作品を販売するサイト「MONYA」で、税込み500円で販売されている。

ツイッターでの反響について、もにゃゐずみさんは、

「今回は作品そのものがちょっとハイテンションなので、みんなの反応も元気だったり明るいものが多く眺めていて楽しかったです。
しばらくぶりの新作商品リリースでしたが、思いの外たくさんの方々に喜んで貰えて嬉しかったです。いつも応援ありがとうございます」

とコメントしている。「これだけは誰にも渡さない！」という物を持っている人は、１枚買って張り付けてみるのもいいかもしれない。

「自分のものである」ことを全力で主張するステッカーできた pic.twitter.com/pzCgLlO2jY

— ゐずみのガラクタ (@Monya_sub) August 8, 2021