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圧倒的存在感...! 信号機&標識マニアのコレクションが凄まじすぎる

大久保 歩

大久保 歩

2021.02.22 06:00
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路上にあるときはそんなに大きく感じないものでも、部屋の中にあると圧倒的な存在感を放つ場合がある。

「信号機ってこんなに大きかったんだ...」なんて感想を抱いてしまう衝撃的な写真が、ツイッター上で注目を集めている。

ぎっしり(写真はくきわかめさん提供)
ぎっしり(写真はくきわかめさん提供)

3色や2色の信号機、「止まれ」の標識などおなじみのものから、「落石注意」のようにあまり見かけないものまで、計16種もの道路標識と信号機が、部屋の中にところ狭しと並んでいる。

この部屋は一体何なのだろうか?

2021年2月16日、Jタウンネット編集部は投稿者のくきわかめさん(@zTnX4X9UPinHF0y)に詳しい話を聞いた。

お気に入りは「偏光灯器」

くきわかめさんによると、これらの信号機や道路標識はなんと全て本物。自分で購入したり、プレゼントでもらったりして集めたものだという。

収集を始めたのは、中学生だった4、5年前。

物心ついた頃から信号機や道路標識が好きで、偶然売っているのを見かけて購入してから歯止めが効かなくなり、現在に至るとのこと。

もらったものを除き、合計で約28万円ほどかけて揃えたそうだ。

主にネットオークションを利用し、中には雑貨店などで買ったものもある。

くきわかめさんに特にお気に入りのものをきくと、化学・電気素材メーカー「3M(スリーエム)」製の「偏光灯器」だと教えてくれた。

非常に貴重な「偏光灯器」(写真はくきわかめさん提供。編集部で一部加工)
非常に貴重な「偏光灯器」(写真はくきわかめさん提供。編集部で一部加工)

これは、正面から見ると点灯しているように見えるが、角度によっては点灯していないように見えるのが特徴の灯器だと言う。

角度によっては消灯しているように見える(写真はくきわかめさん提供。編集部でトリミング)
角度によっては消灯しているように見える(写真はくきわかめさん提供。編集部でトリミング)

「現在、おそらく関東では1基しかないとても貴重な灯器となります。まだまだ点灯させるには至りませんがいつかは復活させたいと思っています」

とのこと。くきわかめさんが所有しているものは、中に入っている電子部品と配線が劣化して使用できず、必要な電球も持っていないため、点灯できないのだそう。必要な部品は、現在では入手が難しいらしい。

「今でも売っているもの、別のものに置き換えるという考えもあるのですができるだけ本物に近づけたいので現在は保留にしています」

と、こだわりを教えてくれた。

その他の信号機は、コンセントに接続し、スイッチで点灯・消灯できるそうだ。

一斉に点灯した様子(写真はくきわかめさん提供)
一斉に点灯した様子(写真はくきわかめさん提供)

スイッチで点灯できる(写真はくきわかめさん提供)
スイッチで点灯できる(写真はくきわかめさん提供)

くきわかめさんのコレクションに対して、ツイッターでは

「信号機、いつも遠目に見てるから部屋に並んでるの見るとめちゃくちゃ大きく見える」
「スゲー!教習所作れそう」
「『大型貨物自動車等通行止め』なんてレアな看板www」
「正直ホスィ...」

などの反応が集まっている。

これらの反響について、くきわかめさんは、

「自分の趣味がここまで皆さんに興味を持ってもらえたことがとても嬉しいです。また信号機の大きさに驚かれる方やごちゃごちゃした感じが好きという方など様々な反応がありとても嬉しかったです」

と、コメントした。

普段、道を歩いていて信号機を意識的に見たことはなかったが、熱心なコレクターもいるのだ。

そう思うと、いつもの景色が急に特別なものに見えてくるかもしれない......?

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