深夜のテント、足先に謎の違和感。まさか心霊現象?恐る恐る確認したら...「幸せな光景だなあ」
キャンプ中。真夜中にテントで目を覚ましたら、足先に重みを感じた......
そんな投稿がツイッターで話題になっている。
まさか心霊現象?と怯えながらも、足元を照らすため、恐る恐るスマホのカメラを起動した投稿者。そこに映っていたものが、こちらだ。
これは2020年11月26日、ツイッターユーザーのニキティg'sオーサム(@awesome_hnysk)さんが投稿した画像。緑色の寝袋の足元にいるのは、二匹の猫ちゃん。
丸くなり、幸せそうに眠っている。深夜の心霊現象の正体は、この子たちだったようだ。
この投稿にツイッターでは
「幸せな光景だなぁ」
「おそろしいぐらいの可愛さ」
「あったけぇにゃあ...幸せだにゃぁ...って声が聞こえてきそうです」
「クマじゃなくてよかった...」
といった反応が寄せられている。
その後どうなったの?
Jタウンネットは27日、投稿者のニキティg'sオーサム(@awesome_hnysk)さんを取材し、詳細を聞いた。
ニキティg'sオーサムさんが足元の重さに気づき、写真を撮影したのが26日の深夜1時ごろ。千葉県のキャンプ場のテント内でのことだった。
テントはフルクローズ状態だったが、下まで完全に塞がらないタイプだったため、子猫ぐらいであれば余裕で通れるような隙間があったそう。
ニキティg'sオーサムさんによれば、この写真は
「真っ暗で足が閉じたり出来ず重いから手元のカメラを下に向けて感覚で撮りました」
とのこと。
当時の心境を尋ねると
「まずは夕飯時も周りにいたからもしかして猫かもと思ったんですが暗闇で写真撮るのは何か違うものだったらどうしようと恐怖ながら撮りました。
猫と分かったら安心と愛おしさでいっぱいになりましたが、無理して購入した高価な寝袋なので爪が引っかかったらどうしようという恐怖が次に来ましたw」
とコメント。正体が分かっても、恐怖体験には変わりなかったようだ。
ちなみに、このあと猫ちゃんたちはどうなったのだろうか。聞いてみると、
「猫と確認したらしばらくそのままにしてましたがトイレに行きたくてそーっと上半身を上げたら逃げました」
とのこと。
その後、トイレから戻ったニキティg'sオーサムさんは、再び寝ようとしたが......。
「また来たらと予想して下半身には毛布を上から被せて寝ました(寝袋を守る為)
するとしばらく寝たらまた乗っかってました。
また逃げてを合計3回したと思います!」
なんと一度逃げてしまった猫ちゃんたちはまたテントに戻ってきたのだ。
ニキティg'sオーサムさんのツイートによれば、この子たちはキャンプ場で飼っているわけではないそうで、野良猫だろうとのこと。暖かい寝床を見つけて、気に入ったのかもしれない。今回のかわいい侵入者たちに対し、ニキティg'sオーサムさんは
「癒しの趣味としてキャンプを初めてまだ5回目位でこんな素敵な出来事に出会えて幸せですし更にそれをインターネットでこれだけの人達と共感出来るなんて幸せ過ぎです」
としていた。