ゲーム規制条例あるのに...香川県の「ドット絵」看板に思わぬ注目 なぜこのデザインに?担当者に聞いた
「ゲームを意識したものではない」
なぜドットの絵のようなデザインなのか。Jタウンネットは2020年10月8日、香川県交流推進部交流推進課の担当者を取材した。
担当者によれば、看板は1988年度に観光振興課が設置。当時は戸川ダム近く(香川県三豊市財田町)の国道32号線沿いだったが、2000年度には、現在の位置である国道32号を徳島方面にいった場所に移設した。
マップのデザインを考えたのは、看板設置工事を発注した、当時の観光振興課の職員。担当者はドット絵のようになっている理由について、
「看板を見ていただく方に対し、見やすく分かりやすいものにしたかったからです」
と説明している。
では、ツイッターでゲーム規制条例に関するコメントが複数寄せられていることに関しては、どう思っているのか。担当者に聞いてみたが...
「デザインはゲームを意識したものではないため、特に思うことはございません」
とのことだ。
ちなみに、香川県の公式サイトを見ると、ページの左上に表示されている「香川県」のロゴもドット絵のようになっている。
道路課の担当者によれば、これは15~20年ほど前(詳細時期不明)に、アートディレクターの浅葉克己さんがデザインしたオリジナルロゴマーク。デザインには、
「強固な骨格を持つゴシック書体を含めてデジタル・イメージが付与されており、香川県の『美のチカラ』が発揮される近未来の姿を示している」
といった意図が含まれているという。