エアコンをつけても危険? 車の熱中症リスクが高い理由、JAFの担当者に聞いた
2020.08.22 21:00
消毒用アルコール放置は火事の恐れ
担当者によれば、とくに後部座席はガラス越しに入ってくる日差しが後頭部を直撃したり、エアコンの風が届きにくい場合があったりするため、こまめに水分補給をして熱中症対策をするのが大切なのだそう。
JAFの実験によると、エアコンを停止すると車内温度が急上昇し、5分後に熱中症指数が注意レベル、10分後には厳重警戒レベル、そして、15分後には最上位の人体に危険なレベルまで達するそうです。
また、2時間以上経つと車内温度は最高57度にまで上昇します。そのため、コロナ対策の消毒用アルコールを車内に放置するのは、揮発し、引火する可能性があり、非常に危険なのだそう。
エアコンを効かせた車内でも、日差しが強い夏は熱中症の危険があるのですね。汗をかいていないからといって油断せず、こまめに水分補給しなくては...。
ライター:iwatami