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無印...ではなく「縄文良品」 古代人のファッションがオシャレに見える魔法のタグがこちら

横田 絢

横田 絢

2020.07.25 08:00
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「縄文良品」、現在は撤去されていた

色んなところに職員の遊び心がひそんだ楽しいタグ。同センターが行っているアンケートでも評判が良いそう。

ぜひ見に行きたい、と思った人もいるだろう。しかし、担当者によるとこのタグはすでに撤去されてしまったという。理由を聞くと、コーナーのリニューアルに伴うものだそう。

同センターでは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示ホールを2月29日から5月31日まで臨時休館としていた。

6月1日に開館して以降も、体験コーナー等では不特定多数が同じものを触ったり着たりするため、感染リスクが高いと考えて利用制限を行なっていたが、7月1日からリニューアルして再開。それに伴ってタグも新しくなったのだという。

じゃあもう「縄文良品」は見られないのか...とがっかりしていると、新しいタグも「これまでのコンセプトを変えない形で作成いたしました」と担当者。

どんなふうに変わったのか、写真を提供してもらった。

「縄文逸品」(写真は東京都埋蔵文化財センター提供)
「縄文逸品」(写真は東京都埋蔵文化財センター提供)

担当者「マイナーチェンジしました」(写真は東京都埋蔵文化財センター提供)
担当者「マイナーチェンジしました」(写真は東京都埋蔵文化財センター提供)

アクセントはえんじ色から紺色に、シリーズ名は「縄文良品」から「縄文逸品」に変化。

そのほかの部分はほとんど変わっていないようだ。

新しいデザインについては

「『無印良品』様につきましては、基本的に意識しておりませんが、『あれ?こんなところに商品タグがある!』という感覚で気軽にご覧いただけるようなデザインといたしました」

とした。

ちなみに、マネキンの全体像はこんな感じ。

オシャレに見える...かも(写真は東京都埋蔵文化財センター提供)
オシャレに見える...かも(写真は東京都埋蔵文化財センター提供)

脇に立つパネルには、こんな言葉が書かれている。

「縄文逸品

良質な天然素材をふんだんに使った縄文ファッション
このナチュラル感が縄文生活の基本です」

縄文人は、実はすごく丁寧な暮らしを送っていたのではないか――。思わずそんな気持ちにさせられてしまった。

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