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サ●エ風「カツオのタタキ」ポスターで話題 高知の寿司店が「ギャグ貼り紙」にこだわる理由

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.06.24 06:00
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「お客さんの目にとまるように」

「手おくれの人で込み合う美人の湯」(石松提供)
「手おくれの人で込み合う美人の湯」(石松提供)

まず率直に、ポスター掲出の経緯について聞くと、

「お客さんの目にとまるようにやっています」

と説明する。店は通り沿いにあるが、一見するとここにお店があると気づいてもらえない。

なんとかしようと店頭に手製のポスターを掲出。10年ほど前から2、3週間に1度のペースで小島さんが「ふっと浮かんだもの」を絵や川柳を制作し、店頭に掲出しているのだという。

石松外観。たしかに、一見すると民家に見える。(C)Google
石松外観。たしかに、一見すると民家に見える。(C)Google

残念ながら、話題の「カツオのタタキ」のポスター現在は掲出していないそうだ。しかし、原画を保管しているため、いつでも再現はできるとのこと。小島さんによれば、店頭に掲出しているため、時にはポスターが雨に濡れて破れてしまうこともあるという。

最近思いついたものとしては、日本人が100メートルを9秒台で走ったというニュースにインスピレーションを受けて、

「一日の妻との会話9秒台」

との川柳を思いついたとか。ほかにも、いくつもの川柳を掲出し、通りがかる人に猛烈アピールをしている。

「アルコール消毒だよと今日も呑む」(石松提供)
「アルコール消毒だよと今日も呑む」(石松提供)

「少子化でサンタが子供を上回る」(写真は小島店主、石松提供)
「少子化でサンタが子供を上回る」(写真は小島店主、石松提供)

口コミが口コミを呼び、小島さんの試みは新聞などのメディアにも取り上げられ、いまやすっかり定番となった。反響があることについて、「話題にしていただいて、ありがたい」と述べ、

「どんどん面白がってもらって広がっていってくれたら。これからも続けていって多くの人に笑ってもらいたい」

と今後の抱負を語った。

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