【うらやましい】銭湯でお馴染み「雪印フルーツ」、関西では紙パックで売っていた
関西民がうらやましい
関東では全くと言っていいほど見かけない紙パックに入った雪印フルーツ。何も知らない筆者がこれを知ったのはツイッターのある投稿だった。
「うう...雪印フルーツ飲みたいのだ...かんとーちほーは雪印フルーツが売ってないのだ...おーさか帰りたいのだ...」
「関西ではメジャーなのに」
大阪市内に少しだけ住んでいた筆者も全く気にかけていなかった存在だけに、どうも気になって仕方ない。
そこで和歌山県にいる知人に連絡を取って東京に送ってもらえないかと頼んだ。
「雪印のフルーツですか?w いいですけど...」
あまりに貴重であることを強調したせいか、少し戸惑っている様子。それもそのはず、大阪・藤井寺市に育った彼にとっては物心ついたときから当たり前の存在。関東の人間が物珍し気に求める姿が珍しかったのだろう。
こうして東京・麹町の編集部に雪印フルーツが到着。筆者以外の部員も興奮気味だ。
単に関西で売られているだけで、フルーツテイストの乳飲料であることに変わりはない。あまり変な目で見ずに純粋に楽しんだ。
関東でも瓶タイプのものは売っているらしいが、そもそもフルーツ牛乳自体をしばらく飲んでいない。
少し記憶をたどりつつ、一気に飲んだ。さっぱりとしたフルーツの甘みと酸味、そして牛乳のまろやかさが心地よい。りんごの風味もかすかに感じ取れる。また、甘い飲み物にも関わらず、口の中がべたつかない。
これだけ美味しいものであれば頻繁に飲んでいそうだが――自分でも不思議だ。編集部の面々も軒並み「美味しい」と口をそろえる。ここでS編集長があることを口にした。
「美味しい。でも、なんで関西だけ?」
確かに。関東でも雪印牛乳の販売店や銭湯などに設置されている自販機で、瓶タイプのものは購入可能。しかし、関西と同様に紙パック入り、なおかつ一般の量販店では入手できない。
2019年4月23日、Jタウンネット編集部は雪印メグミルクの広報IR部の担当者に話を聞いた。