これが「町内会いじめ」の実態だ いくら正論で反撃しても...「新参者に権利はない」(青森県・30代女性)
地域に根差したコミュニティだからこそ、町内会トラブルは解決が難しい。青森に住むHさん(30代女性)は、町内会の役員グループに嫌われ、執拗な嫌がらせを受けたのだという。
Hさんが正論をぶつけても、相手から帰ってくるのは「新参者が言う権利はない」という言葉。業を煮やした彼女は、警察や自治体にトラブルを相談したのだが......。
「とにかく変わった町内会でした」
私が以前住んでいたのは、どちらかというと年配の人が中心で、二世帯で暮らす家族が多い地域。そのため、町内会運営の中心は、年配の人々でした。
役員の方々は結束力がとても強く、少しでも苦情をいうと一気に態度を変えられます。子供のイジメのように特定の人を無視することもよくあって、とにかく変わった町内会でした。
実際、役員たちの価値観と気分で、ころころとルールが変わるようなことも。そして彼らは、まったく関係ない地域などからの新参者には、とにかく冷たい対応をしていました。私もそういった被害を受けた1人です。
例えば、雪かきに関するトラブル。自分の家の敷地内に積もった雪が、少しでも隣家の境界をこえると何時であろうと苦情を言われます。しかし、逆に相手側の雪がこちらの敷地内に入ってきたことを告げると、
「新参者が言う権利はない」
と文句を言われます。
さらには、ウチの客人の車のタイヤがほんの数センチ敷地内から道に出ているだけで、違反駐車をしていて道を塞いで迷惑だとして警察に通報されました。とにかく、嫌がらせが激しかったのです。
あまりにも酷かったので、警察や市にも相談しましたが対処してもらえず。タイミングよく引っ越しが決まったので、解決はできませんでしたが、なんとか逃げることができました。
こういった嫌がらせは、相手にしないのが一番なのかもしれません。ですが、巻き込まれてしまった時は、引っ越せるなら引っ越すのが最良の手だと思っています。
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