ドイツ村なのに、BGMは「U.S.A.」 話題の「節操なさすぎ」イルミ、担当者を直撃すると...
東京ドイツ村に響く「カーモンベイビーアメリカ」の歌声――。思わずツッコミを入れたくなってしまいそうな、こんなイルミネーション企画が話題になっている。
ドイツ村、イルミネーションが発狂モードになると同時にドイツのアイデンティティをかなぐり捨ててカーモンベイビーアメリカとか歌いだすし、連合国側のプロパガンダ放送とかの設定なんだろうか pic.twitter.com/5WOmO7Ber0
— ガガンボ博士ポリーン (@motorporing) 2018年12月18日
話題になったのは東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)の「光と音のショー」。2018年12月18日にツイートされた動画を確認すると、DA PAMUPの大ヒット曲「U.S.A.」にあわせてイルミネーションが変化するド派手な演出が。
投稿者は演出に驚くと同時に、「ドイツ」なのに「カーモンベイビーアメリカ」と歌っているところに「アイデンティティをかなぐり捨てて」いると疑問に感じたようだ。

以下画像はガガンボ博士ポリーン(@motorporing)さんのツイートより
「いろんな国が入り混じっていますね」
この投稿を受けてツイッターでは、
「東京なのか、千葉なのか、ドイツなのか、アメリカなのかハッキリして欲しい!!」
「国境無法地帯じゃないかwww」
と、様々な国が混然一体となっている様子に興味津々なようだ。
話題の「光と音のショー」は20日放送の「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日系)でも紹介され、出演者のマツコ・デラックスさんはBGMについて「節操がなくて素晴らしい」とコメントしていた。


「(東京ドイツ村では)いまチャイナランタンフェスティバルもやっていて、いろんな国が入り混じっていますね」
Jタウンネット編集部が26日、東京ドイツ村の広報担当者に話を聞いたところ、担当者は淡々とそう答えた。
チャイナランタンフェスティバルとは18年12月7日から行われているイベントで、中国の巨大ランタンが登場する。さらにもう一か国加わるとはおそるべき東京ドイツ村。光と音のショーの選曲について話を聞くと、「今年一番流行の曲だったので」とのこと。
「ドイツだけではなく、色々な国が好きな人にも来てもらいたいです。東京ドーム1個分くらいの広さのイルミネーションなのでより多くのお客様に楽しんでもらえたら」
東京ドーム1個分のイルミネーションとは随分スケールが大きい。様々な国が混然一体となっているのも懐の大きさのあらわれか。今後の楽しいイベントに期待したいところだ。