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なにやるの? 栃木県の大使、「担当名」がバリエーション豊富すぎる

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.05.23 06:00
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今やどんな地域でも「ゆるキャラ」を作って広報活動に力を入れている時代。正攻法ともいえる「観光大使」もさまざまな地域で存在している。

しかし、栃木県ではその「観光大使」の数が、なんと346人(2018年4月26日現在)。更に特筆すべきは、その数の多さだけではなく、大使の名前のバリエーションの多さだ。「漫画でとちぎをエールし隊長」「いちご親善大使」など、かなり遊び心のあるものも多い。その一部をみてみよう。

栃木県宇都宮市(画像はflickrより。othreeさん撮影)
栃木県宇都宮市(画像はflickrより。othreeさん撮影)

「方言刑事」「いちご王国親善大使」「とちぎ~ゼ」......

栃木の大使は「とちぎ未来大使」と呼ばれ、2009年4月から委嘱が始まった。県内外を問わず、栃木県に愛着を持っている人で県のPRを行える人を対象としている。

何はともあれ、一人一人見ていってみよう。

「かんぴょう広報官」(声楽家・大貫裕子さん)
「いちご王国親善大使」(歌手・加藤登紀子さん)
「大好き栃木♪いいとこお届けメッセンジャー」(シンガーソングライター・サトウヒロコさん)
「元気な"とちぎ美人"応援隊長」(ナレーター・沼尾ひろ子さん)
「長野に負けない栃木の蕎麦広報官」(東日本電信電話栃木支店理事支店長・関裕さん)
「とちぎのいいとこおしえ隊。隊長」(ロックシンガー・ダイアモンド☆ユカイさん)
「那須高原そよ風の調べ広報官」(フルート奏者・山形由美さん)

と、こんな調子だ。中には、

「とちぎ~ゼ」(アナウンサー・古沢知子さん)

と、東京都港区白金付近にいるマダムを指す「シロガネーゼ」を思わせるものや、

「ステキな栃木県を愛する落語家」(落語家・金原亭馬生さん)

と、ただただ栃木が好きなだけというものも。

「県民ヒーロー」(雷様剣士ダイジ)
「方言刑事」(俳優・川連廣明さん)

など、わかりやすい大使名も見つかった。

こうした面白い名前を付けているのはなぜなのだろうか。栃木県総合政策課とちぎブランド戦略室長は、18年5月21日のJタウンネット編集部の取材に、

「こうした大使の担当名は、県でつけているものではないんです」

と話す。あくまで、本人が自称しているものにすぎず、担当名をつけるのかつけないのかも自由だという。確かに、県のホームページを見ると担当名がすべての未来大使に委嘱されているわけではなく、

「来年はどうか分からないですけど」(お笑い芸人・つぶやきシローさん)
「とちぎはHappyな県だよ」(女優・平山あやさん)

と、担当名かどうか判然としないものも。これについても、「大使の方がご自身の考えがあってこうした名前を付けているのかと思います」と説明している。

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