金沢のカレーはなぜ黒い? そのナゾを元祖のカレー専門店や人気店に聞いてみた
工程を重ねて黒くなる
金沢カレーで世界へ進出したカレー店「ゴーゴーカレー」は、濃厚な味が自慢です。さまざまな材料をじっくり煮込んで作ります。
ゴーゴーカレーという名は、55の工程を経て、5時間じっくり煮込むことから、つけられたのだそうです。その工程で、カレーが黒くなるそうですが、詳しいことは企業秘密だとか。
元祖金沢カレーともいえる「インディアンカレー」は、金沢カレーのルーツともいえるお店です。創業当時、カレー専門店というのは珍しかったこともあり、専門店らしく家庭の黄色いカレーとは違うものを作ろうと、ルーを焦がし気味にして香ばしくし、カラメルを入れて黒い色にしていたそうです。
ステンレスのお皿は、見た目もハイカラで、割れにくく、キャベツも見た目が良くなります。そして、食べやすいように先割れスプーンを使ったのだとか。
黒い色で深みが増し、美味しさが凝縮した金沢カレー、ぜひもっと広まってほしいものです。(ライター:りえ160)