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パパハンター疾走! 「逃走中」模したイベントが「おやじの会」に大人気

野口 博之

野口 博之

2017.12.13 17:00
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フジテレビ系のゲーム番組「逃走中」を模した鬼ごっこイベントが東京都内など各地で開かれ、パパたちの活躍ぶりがツイッター上で話題になっている。

黒っぽいスーツにサングラス姿で番組中の「ハンター」に扮したパパらが、腰やサングラスに手をやり、仁王立ちしている。

東京・板橋では、プロバスケの主力選手も参加して交流

これから、「逃走者」の小学生たちを捕まえるため、目を凝らしているわけだ。

以下、志村第四小学校おやじの会提供

以下、志村第四小学校おやじの会提供

東京都板橋区立志村第4小学校では、パパたちのグループ「志村第四小学校おやじの会」が2017年11月25日に「逃走中」と題したイベントを行った。

女性を含め保護者約20人がハンター役になり、まず子供達に準備運動させてから、ハンターが体育館に集まった。そして、ハンターが「放出」されると、校庭に散らばった小学生の子供達約180人をテレビさながらに追いかけた。

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今回のイベントには、地元のプロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」にも参加を呼びかけ、主力メンバーで子供達に人気のある米カリフォルニア州出身のジョーダン・フェイゾン選手(23)が参加した。

ジョーダン・フェイゾン選手

ジョーダン・フェイゾン選手

ジョーダン選手は、チームウェア姿でハンター役になって子供達を追いかけたほか、逆にドリブルをしながら「逃走者」になる役にも扮した。身長が2メートルもある選手だけに、子供達もボールを取るのに右往左往するばかり。それでも、優しくバスケットボールを教え、子供達もボールを奪う度に歓声を上げていた。

静岡、岡山、鹿児島、石川、新潟でも、オヤジの会など主催で

子供達は5チームに分かれ、3つのミッションにも挑んだ。バラバラにしたおやじの会のロゴを拾って、パズルのように文字合わせするといったものだ。イベント終了後、ジョーダン選手は、「試合にぜひ来て下さい」と呼びかけ、ミッションによる総合得点で優勝したチームには観戦チケットもプレゼントされた。

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志村第四小学校おやじの会の岡田崇会長(39)は、「板橋の他の小学校で恒例になっている逃走中のイベントを手伝ってみて、面白いなあと思って今年初めてやってみました。イベントは広がりを見せており、来年2月にもまた別の小学校で行われることになっています」と話していた。

東京エクセレンスも、公式ツイッターで参加のお礼を述べている。

「逃走中」を模したイベントは、過去の報道やネット上の情報を見ると、数年前から小学生のパパさんらの間でよく行われているようだ。

2017年に入っても、東京都内のほか、静岡、岡山、鹿児島、石川、新潟など全国各地で、小学校のオヤジの会などが主催してイベントが開かれている。

ツイッター上でも、イベントを経験したという投稿は多い。

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