柳田國男の故郷・福崎町、怖すぎるゆるキャラで観光客が増える
2016.09.03 07:09
[ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年8月23日放送の「石田ジャーナル」のコーナーで兵庫県福崎町の町おこしが紹介されていました。
世界遺産・姫路城から車で約30分のところにある人口2万人ほどの福崎町。民俗学者・柳田國男の出身地ですが、町の知名度は低く、認知度アップが課題です。
子供が泣き出すほど怖い妖怪キャラ
福崎町のゆるキャラ・かっぱの「フクちゃん」「サキちゃん」ではPR力に欠けると、地域振興課の小川知男さんが、趣味のフィギュア造形の腕を活かし、リアルな妖怪キャラを発案。
辻川山公園の池から姿を現すリアルなかっぱ「ガジロウ」、池のほとりに座る兄かっぱ「ガタロウ」、公園の空を舞うリアルな「天狗」が、ネット上で話題になり、その姿を見に来る観光客が10万人に達したと言います。
実物を見た子供の中には大泣きする子、かっこいい!と喜ぶ子と反応は様々。併せて町内の観光施設・もちむぎのやかた、柳田國男の記念館も年間の観光客が増加し、町内は活気づいてきました。
怖いもの見たさの心理が福崎町の狙いにマッチしたようですね。興味のある方はぜひ、福崎町を訪れてみてください。(ライター:青空繭子)