地元民もほとんど知らない! 幻の「福岡県民の歌」を追う
「県民の歌」以外にも「県民音頭」まで作られていた
実は「県民の歌」だけではなく、「ふくおか県民音頭」なるものも作られていました。作られた当初、多くの人に覚えてもらいたいとダンスなどで有名だった汲川克巳先生という方が振り付けを担当、世代・性別関係なく一緒庭になって楽しんでもらえるようにと振り付けを考えたそうです。
この「ふくおか県民音頭」も今では全く踊られていないということで、踊りの先生方がビデオを見て実演されました。
先生方曰く「音頭というよりフォークダンスのような要素が入っているので、年代関係なく楽しめるし、広めていってほしい」とのこと。せっかく作ったのにもったいないですよね。
フォークダンスの要素があるならば、学校の運動会などで踊ればいいのにと個人的には思いました。作ったのにみんなが忘れているというのは残念ですね。もっと広めるためには自治体が先頭に立っていくのがいいのかもしれません。45年前の曲ですが、とても元気が出そうな曲なので、市や県のイベントで積極的に使って欲しいです。(ライター:ぴよこ)