「ンダモシタン小林」って、何？ 宮崎・小林市の制作した動画がフランス語にしか聞こえない

宮崎県小林市と聞いても、すぐに場所が分かる人は少ないかもしれない。宮崎市から内陸に向かって車で約1時間、熊本県や鹿児島県との県境にも近い、霧島連山を望む豊かな自然に恵まれた町だ。

この小林市が制作し、2015年8月26日にYouTubeで公開した1分45秒の動画が、いま注目を集めている。再生回数は20万回を超え（9月1日現在）、さらに増えつつあるが、いったいどんな動画だろう？

「宮崎出身ですが...わかりません」

話題の動画は、同市の移住促進PRムービー「ンダモシタン小林」（N'da-mo-shita'n KOBAYASHI）だ。フランス人男性の視点を通して、素晴らしく、少し不思議な小林市の風景が、美しい映像で描かれている。

同市ホームページの中で、詳しい解説と共に紹介されており、YouTubeでも公開されている。

宮崎県小林市 移住促進PRムービー "ンダモシタン小林"

全体のパートは「森」「水」「星」「食」「人」と5つに分かれ、それぞれの魅力がまるで映画のような映像美で描き出されている。小林市は面積の約4分の3が森林。星空日本一に5回も輝いたことがあるほど空もきれいだ。おっとりした市民とのやりとりや、クスッと笑える小ネタも展開されている。

YouTubeには、次のようなコメントが寄せられている。

「住みたくなったｗｗ製作に関わった皆さんﾅｲｽｗ」
「ブラボー」
「最高！！最高です！！」
「やはりフランス語にしか聞こえません。」
「宮崎出身ですが・・・ わかりません(T_T)」
「フランス語にしては変だな～～と思っていたら　まさかの。。。。。！ 素晴らしい。」