地方創生の切り札は戦国BASARAだった!? 甲府市コラボはインバウンドも目指す長期戦略
斧を振り回す、武田信玄
一方、カプコンの広報IR室では、次のように答えてくれた。
「提供するキャラクターは、武田信玄はもちろん、真田幸村、猿飛佐助など、必要に応じて考えていくつもり」とのこと。なにしろ5年にわたる包括協定は、同社にとって初めてのケース。これまで宮城県・伊達政宗、高知県・長宗我部元親など比較的短期の事例はあるが、今回のような長期の案件はまだないという。
武将の性格や史実はモチーフとしながらも、そこから飛躍して、ユニークで斬新な世界観を創造している「戦国BASARA」。同社もゲーム・ユーザーである若者が実際に甲府の史跡を訪ね、歴史の理解を深めてもらう社会貢献、地域活性化の一つとなることを期待している。
また、同社は、2015年夏、新作「戦国BASARA4 皇(スメラギ)」の発売を予定している。同作には、武将たちとは別に「千利休」が登場予定で、すでにその強烈なキャラが話題になっているが、この利休も出身地の堺や京都のPRに活躍......したら面白いかも。
2005年第1作の発売以来、360万本を出荷し、今年10周年を迎える「戦国BASARA」。「地域」と「海外」を巻き込み、地方創生の新たな起爆剤になるか。