間伐材から生まれる意外なモノ...スピーカー、サーフボード、クッションも
更なる斬新なアイデアで存在感アップを図る
白山市でオーディオ機器を製作している小杉剛司さん。工房に並ぶ大小さまざまなスピーカーは、能登ひばを使ったもので、能登ひばの最大の特徴である『音が響きやすい性質』を生かしたスピーカー製作を行っています。
「偶然ご縁で能登ひばに触れ、その瞬間一目惚れした」と言う小杉さん。自身が取得した特許を活用して、能登ひばのスピーカーの良さを広く発信していきたと意欲をみせていました。
能登ひばでサーフボード作っているかほく市の会社員・寺内元基さん。細長く切った能登ひばの木を1枚1枚貼り合わせてサーフボード作りに励んでいます。「黄みがかった白い木材というのはなかなか無く、節の位置をきっちり決めると綺麗なサーフボードができる」と能登ひばの新たな可能性に期待を寄せています。
これまで思いもつかなかったような様々な新しい取り組みから石川を代表する能登ひばのブランド力が向上することで、間伐材の新しい道筋を引き出すことができるかもしれませんね。(ライター:ファンキー金沢)